本はまだないのに、読者がいました。

まだ本文もなければ、ページもありません。
それなのに、「読みたい」と言ってくれる人がいました。
7日間で集まった、121冊のまだない本。
今週は、架空の図書館で出会った「まだ見ぬ読者」のお話です。
喜木凛 2026.10.10
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おはようございます。
喜木凛(ききりん)です。

7日間で、121冊の本が生まれました

10月1日から7日まで、Xで「#まだない本の図書館」という企画を行いました。

お願いしたのは、まだこの世にない本のタイトルを、ひとつだけ考えていただくこと。

届いた一行から、私が本の中身を想像し、帯文やあらすじ、表紙と裏表紙をつくりました。

小説も、絵本も、実用書も。
詩集も、図鑑も、料理の本も。

目標にしていたのは、100冊です。

本当に集まるのだろうか。
途中で、棚が埋まらなくなるのではないか。

そんな心配をしながら始めましたが、最終的に並んだのは、121冊でした。

私ひとりでは、きっと思いつかなかったタイトルばかりです。

短い一行を受け取るたび、その向こうにある物語を考えました。

この本を書いたのは、どんな人だろう。
どんな読者が、手に取るだろう。
読み終えたあと、どんな顔で本を閉じるだろう。

生成AIの力も借りながら、タイトルをくださった方のことを思い浮かべ、一冊ずつ形にしていきました。

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続きは、1727文字あります。
  • うれしいのに、手が動きませんでした
  • 本がないのに、「読みたい」が届いた
  • 司書なのに、知らなかった景色
  • 121冊と一緒に生まれたもの
  • 本はまだなくても

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